きっかけは「食器洗い乾燥機を置く場所を作りたい」ということ。ナチュラルなカントリースタイルがお手本というSU様のイメージに近づくため、素材選びも塗装の色にもこだわった素敵なダイニングが完成しました。
カウンター部分は、収納したい家電やお鍋に合わせて 棚の高さやレイアウトを決めました。カウンターの中の空間が無駄なく使えるように、棚の奥行きや幅もそれぞれ違っています。キッチンはサンウェーブ、シェルトBMⅡ の木目調・ストッカータイプを選びました。 引出し式なので、以前の扉タイプの流し台より収納力がアップしました。
食器洗い乾燥機を流し台のシンクの上に置いていたので、圧迫感がありました。袖壁の柱は構造上抜くことができず、食洗機のまわりをくり抜くことでキッチンへ光が届き、作業スペースも明るくなりました。食洗機の上の下がり壁は、食卓側に飾り棚を設けるためにあえて壁にしました。
板壁の色は「木目の見える少し茶色っぽい白」という奥様のご希望の色を塗装するため、ペンキ屋さんに何度も色出しをしてもらい、確認しながら塗装しました。真っ白よりもあたたかみがあり、木目の風合いを残した板壁が出来上がりました。
飾り棚は棚受けの形にこだわり、 ナチュラルなインテリアに合うものを探しました。お気に入りの雑貨をたくさん飾って楽しめます。ビーズランプはハンドメイド雑貨を作っている当社スタッフが作りました。 構造上残ってしまった柱のアクセントになっています。 側面の収納は「ル・クーゼ」の鍋を飾って収納するために、下二段の奥行きを鍋の大きさに合わせて広く取りました。
工事をさせていただいたのはキッチン部分とカウンター部分のみで、間取りや内装の工事はありませんでしたが、存在感のあるカウンターによってお部屋全体の印象まで変りました。カウンターが家電収納を兼ねた配膳台の役割も果たし、細長い間取りのダイニングでの家事の動線も良くなりました。
【リフォーム後の間取り】
くらしの変化に合わせた全面リフォーム・夫婦ふたりの生活スタイルを快適にした全面リフォーム・古民家の再生のためのリフォームなどスタイルは様々。施工事例とともにご紹介いたします。
「家族でくつろげる明るいリビングがほしい」「収納が少なく、年数の経ったキッチンをなんとかしたい!」「和室を洋室へ」等々ご要望にお応えするキッチン・リビングの部分リフォーム